「昨日雷が凄くてずっとこんな顔してたカン吉」という言葉と共に、目がまん丸になって、驚いた顔をしている猫の写真のツイートが1.2万いいねになるなど、現在、話題になっています。
「置物かと思いました」「この顔はズルいです」「凄いビックリこいた顔!」などと猫の驚いた顔に関するコメントで盛り上がっていました。
目は口ほどに物を言うという言葉がありますが、まさにその通り、表情を見ただけで、猫の驚きが伝わってきます。飼い主さん(@flare20200523)に話を聞きました。
―ツイートにあったカン吉の表情ですが、あのような顔になったのはなぜでしょう。
雷が鳴っているのを聞く経験は何度かありましたが、何日か前の雷が凄く大きかったんです。こんな雷、久しぶりだな。と思っていたら、カン吉が、雷の音の大きさでびっくりしていました。(この音は)なんなのかよく分からない。と思っている顔だと思います。
―怖いというよりは、驚きの顔ですか?
大きい音に「えぇぇぇぇ!理解が出来ない」というような顔ですね。その後は、ずっとこたつの中に入って、丸まっていました。
家には2匹の猫
飼い主さんの家は、最初にふれあという猫を、その半年後にカン吉を保護猫団体から迎え入れています。飼い主さんは、2匹でいると猫達は楽しいだろうと考えていたそうですが、カン吉が来た時のふれあは『また捨てられるのか』と感じたのか心を閉ざし、最初は仲良く遊べなかったそうです。それでもしばらくするとふれあも心を許したのか、今は常に2匹で一緒に遊んでいます。
兄のご飯を食べるカン吉
ふれあは、カン吉よりお兄さんだからなのか、カン吉にとても優しいそうです。ごはんの時、カン吉は自分の分をパッと食べて、ふれあの分も食べてしまいます。ふれあは、自分のごはんをカン吉に譲ってあげるんだとか。飼い主さんはふれあのために、カン吉を隔離してゆっくり食べさせてあげる事もあるそうです。またふれあが先におもちゃで遊んでいても、カン吉が来たらそのおもちゃも譲ってあげるそうです。
2匹は仲良しで、ツイートにあった雷の時も、気が付いたらこたつで一緒に丸まっていたそうです。
飼い主さんにとって2匹はどんな存在か聞きました。
「家の中は、彼らを中心に回っています。わが子だし、家族です。部屋も一部屋用意しています。彼らがいるから出来る事、また出来ない事が出てきます。そういうのも含めて彼らなしでは生きていけないな。という感じがします」
取材を終えて
飼い主さんは家を購入し、環境を整えてから2匹を迎えたそうです。観葉植物もあって素敵な家ですね。と筆者が言うと、「植物も猫にガシガシ噛まれていますよ。もう諦めました」と笑って話す様子にふれあとカン吉への深い愛情を感じました。